いまや世界的な共通言語である英語ですが、その能力を示すためによく用いられるのが技能試験の1つであるTOEICです。
ちなみにTOEICは略称で「Test of English for International Communication」が正式名称になります。
職業によって求められるレベルは異なり、さらに試験の種類も多岐にわたりますが、一般的には読む技能と聞く技能を問われるReading&Listening試験で800点を取れれば十分に高いスコアだと言えるとされ、様々な場面で役立ちます。
ではそんな高得点をとるにはどんな勉強が必要なのでしょうか。
早速見ていきましょう!
TOEICの効果的な勉強法

単語力を強化する
まずはなんと言っても単語力です。
選択問題では空欄に当てはまる意味が通るような単語(主に形容詞)を選ぶ問題が多く出題されます。
また、似たようなスペリングを持つ名詞、形容詞、副詞が選択肢になることもあるのでしっかりと覚えましょう。
名詞がひとつ分かるだけでと文章の意味が分かることもあるので、より多くの単語に触れておくといいと思います。
単語帳は必須ですね。
いろいろなレビューなどを見て買うと思いますが、自分に合ったものを選びましょう!
文法問題の対策をする
単語力をつけた後は文法を磨きましょう。
単語だけ分かっても会話は成立せず、さらにいうと話すことは絶対にできませんし、文章を読むことができません。
文章を読むときに文法が分かるとよりスムーズに読むことができ、意味を勘違いすることもなくなります。
上で述べた選択問題には正しい文法となる単語を選択する問題もあるため文法理解も必須でしょう。
リスニング力をつける
TOEICではリスニングが総得点の半分を占めます。
普段日本語で話し、聴いている私たちは英語を聴くことに慣れていません。
英語を書いているだけでは分からない、発音の時に消える音や単語を読むスピードに慣れるために過去問や他の教材で一度問題演習をした後は
スクリプトを見ながらもう一度問題を聞いて、耳を鍛えるとよいと思います。
まずは洋楽を聞くことから始めてみてもいいもしれません。
また、発音などのかなり基礎的なところから始めるのも意外とリスニング力習得の近道です!
過去問を解く
さて、これら3つのことができたらいよいよ過去問の演習をしましょう。
TOEICはとにかく長いです。最初の内はペース配分が難しいと思います。
得意不得意もあると思うので、何度も実践して自分なりのペースを掴みましょう。
よくTOEICに一度も過去問を解かずに行く人がいますが、率直に言って時間の無駄なので絶対に一度は過去問を解いてからTOEICの試験に行きましょう
まとめ
いかがだったでしょうか?
TOEICは英語の総合的な能力を問われる試験で、800点という高得点をとるには上で述べた能力の全てで高水準なものが求められます。
決して簡単ではありませんが努力次第で到達できる、現実的な目標であると思います。
毎日勉強を続けて英語力を鍛え、試験に備えましょう。